タイトル

池袋ウエストゲートパークⅪ -憎悪のパレード-

本

石田衣良

◆あらすじ◆
1.薬とハーブ
2.パチンカス
3.ノマド
4.ヘイトスピーチ

●感想

 マコトとタカシも20代後半になりました。相変わらず池袋の秩序を守っています。地元密着型のチームとトラブルシューターってなんかいいですね。しかし池袋は話題に事欠かない街のようです。
 物語は世相を反映しています。今ホットな話題で話が展開します。特に薬の話なんかは現実に池袋で起こった事件がありましたね。怖い街です、池袋。
 パチンコの話は悲しくなります。結婚している男がパチンコを止められず、あらゆるところに借金してパチンコをする。妻と子供は食うことさえままならなくなります。そんな身で男が金を借りた人のところに謝罪に行きます。貧しく健気な妻に小さな子供なんて考えただけでやるせない気持ちになります。それは現実でもいるからでしょう。パチンコを止められない友達に読ませたい話です。
 こち亀と同じように世の中の流行を物語にするため、半永久的に続きそうです。多分マコトたちはこれ以上歳をとらないでしょう。30代のトラブルシューターというのも…ね…なんて言ってたらこち亀今年終わりましたが。読みやすい文体でエンターテイメント性が高いためスラスラ読める点が素敵です。また、短編4つのため休み休み読むのにも向いています。

【名言】

考え中



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