タイトル

四畳半神話体系

本

森見登美彦

◆あらすじ◆
主人公の退廃的生活

●感想

 恋文の技術はそんなに面白くなかったのですが、1作だけで決めるのはナンセンス!と思いタイトルに惹かれてコレにしてみました。結果から言えば1作だけで決めとけば良かったです。違う話なのに似ていると感じました。多分、どの作品もこんな感じでしょう。好きな人はめちゃくちゃ好きになりそう。ただ私にはハマらない。
 登場人物は主人公、主人公の友人・小津、黒髪の乙女・明石さん、師匠・樋口、美人歯科衛生士・羽貫さん、樋口師匠のライバル・城ヶ崎、陰湿な相島。なんだかクセが強い面々です。舞台は京都で主人公は大学3回生。パラレルワールド物で始まりと終わりは4つの話でほとんど同じです。
 基本ストーリーは小津の悪事と師匠の命令に振り回されるというもの。大学生にありがちなくだらない事をして時間を浪費しています。それは主人公にも自覚はあるようですが、なんせ活動力がないため一向にこの退廃的な生活から抜け出せない。まぁほとんどの大学生が同じようなものでしょう。ただただダラダラ過ごして大切な時間を浪費する。でもこれはこれで必要な時間かもしれません。だって社会人になったら嫌でも働くんだから。シビアな環境に身を置いて。だから大学の時くらい無意な時間過ごすのも悪くはないかと思います。かくいう私ももちろんゴミみたいな大学生でした。
 不思議な感じや、大学生の低温生活を垣間見たい人には良いかもしれません。ゆるーく読んでください。肩肘に力入れずにね。

【名言】

 成就した恋ほど語るに値しないものはない



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