タイトル

東京DOLL

本

石田衣良

◆あらすじ◆
異能を持つモデル・ヨリとの恋愛

●感想

 初めて読んだのが大学生の頃、そして最近また読み直しました。だいぶ経ってたからか内容忘れてて新鮮な感じがしました。なんだか初期の石田衣良作品って感じです。お洒落でスタイリッシュでHな。
 舞台はタイトルの通り東京。マスターオブゲームことMGは新作のプロットを考えていた。ちょっと買い出しに出たコンビニでモデルにピッタリな子と出会う。この子をモデルとして雇い、2人で東京の街を切り取っていく。彼女には特殊な力があった。好きな男の不穏な未来を見る力。最初はモデルと雇い主という関係性だったが徐々に惹かれていく2人は東京のそこここで抱き合うようになる。
 受け入れにくい人もいるかもしれない作品です。私は好きですが。ちょっと鼻につく気取った感があるからです。主人公はブランドに興味ないくせに、所有する物はなにかとハイブランドな物なとことか。若くして成功するとこうゆう生活が送れるぜ!っていうメッセージかもしれません。いいな~。ついでに若くて可愛いモデルとHなことも出来ちゃうんだから人生イージーモードも甚だしいですね。無論努力も苦労もしてますが、同じように努力も苦労もしてる人がいても全員がそれを手に入れられるワケではありません。金持ちになれるかいい女を抱けるかはひとえに才能にかかっているんでしょうね。
 ヨリもMGもお互い恋人がいましたが、2人は惹かれ合うようになる。ん~やっぱ人って長く一緒にいる人に惹かれていっちゃうものなのかもしれません。長く一緒にいるというのはよく顔を合わせるという意味。社会人って一緒に住んでない限り顏を合わせるのは休みの日だけ、というケースが多いと思うんです。だから毎日顏を合わせる同僚に惹かれていっちゃう、という話を周りからちらほら聞きます。毎日顏を合わせるというのは大きなアドバンテージになりうるってことですね★
 洗練されたお洒落な雰囲気をさくっと味わいたいという方にはオススメの小説です。中身が薄っぺらいものが嫌いで、魂に訴えられるような小説が好きという方には馴染まない作品だと思います。

【名言】

考え中



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