タイトル

探偵の探偵Ⅲ

本

松岡圭祐

◆あらすじ◆
遂に宿敵と直接対決

●感想

 1,2と面白くて一気に読みました。期待を込めて読んだ3作目ですが、1,2のフリを見事に昇華してくれました。おそらく作者としてもこの3作目に1番力を入れたんじゃないでしょうか。
 2でDVを受けていた女性たちを助けましたが、そのうちの1人がまたDV夫に追われだしました。それを再び助け、生活の面倒までみようとします。そんな中、琴葉の元に姉から自殺を仄めかすメースが来ました。非道い仕打ちを姉から受けていましたが見捨てられず、姉の元に向かいます。それは玲奈の宿敵の罠で琴葉は捕らえられてしまいます。今度は玲奈が罠も承知で琴葉を助けに行きます。遂に宿敵との対面を果たす玲奈は不利な状況でどう戦うのか。
 探偵の知識というのは凄いもので生活の知恵から法律に至るまで広範囲に及びます。そして犯罪と知りつつも調査のために時には法を侵します。ですが熟知しているためバレないやり方も当然心得ています。社長の須磨も警察の追及に対して「証拠はあるのか?」強気に返します。格好良い社長です。本作の最後で探偵のイロハを教えてくれたこの社長の元から離れることになります。続きは全く違う展開になりそうですが益々楽しみです。
 1,2,3は大枠で見ると繋がっていて、3は1つの物語の完結編の位置付けになるでしょう。3だけ読むよりも順を追って1から読むほうがより楽しめると思います。サクサク読めるので飽きっぽい人にもオススメです。

【名言】

 考え中



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