タイトル

潜入捜査 -処断-

本

今野敏

◆あらすじ◆
世にはびこる暴力団を許すべからず!

●感想

 シリーズ3作目の潜入捜査です。このシリーズ結構好きです。あっという間に読み終わっちゃいます。今野敏作品の中でも戦闘シーンが多い方だと思います。今野敏の格闘術に対する思い入れを感じます
 今回のターゲットは艮組。頭脳派ヤクザの鬼門が組長で、暴力担当の乾がナンバー2。うんうんよくあるパターン。千葉の漁村で漁師が惨殺され、岐阜の山でも一般人が大けがを負わされています。佐伯が務めるのは環境庁の外郭団体。岐阜の山に野鳥の密漁を阻止する名目で所長に派遣させられます。
 この佐伯かなり強いです。暗殺者の家系で独自の戦闘技術をもち、ヤクザに対する憎悪が半端ない。度胸も一流です。だからか…だからなのかいい女に惚れられてる!六本木のクラブのナンバー1が佐伯にホの字っぽいのです。くっ…役者が違うとはこのこと。
 戦闘のシーンなんですが、というかそのちょっと前からイラッとするところがあります。彼が心配だからとかいう理由で女が戦闘場所についてくるのです。バカか。覚悟は出来てるとかなんとか。バカか。どう考えても想像力の欠如だろ!相手は3人で全員ピストルを持ってるという事前情報があるにもかかわらずノコノコついてくるなんて。愛がなんだとどうこう言う前に人様の迷惑考えろや!どう考えても守らなきゃいけなくなるだろうが!そして展開は案の定ですよ…語るに落ちるとはこのこと。もうアホすぎていっそ嬲られないかな~って思ってたもん。彼女のせいで彼は足をピストルで撃たれちゃうし。彼の歩き方が変になったらお前のせいだから、それを間近で見ながら一生悔いて生きて欲しいです。
 潜入捜査はちょっとやっつけぽいところがあります。メインストーリーを厚くする分、サイドストーリー的なところはスーッといきます。ある程度は伏線を張るのですがね。どうしてもこの感は否めない。また一つの暴力団を潰した佐伯は次は何をするのか!?十中八九暴力団の相手ですが大元を倒すことができるのか!こうご期待。

【名言】

考え中



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