タイトル

新世界より(中)

本

貴志祐介

◆あらすじ◆
仲良し5人組に別れが訪れる

●感想

 二週目です。初めて読んだのがいつか忘れましたが、この二週目にくる間にいくつか違う貴志作品を読みました。それでもやっぱり『新世界より』が一番面白いです。
 『中』では主人公一行は少し成長し、現代でいうところの中学生くらいになります。呪力もそれなりに使いこなせるようになり、もう1匹2匹のバケネズミが出てきてもビビらないレベルです。そんな順調な成長をしていた彼らの仲間の1人に異常が発生します。業魔化です。
 最も優秀で人間性も文句なしだった彼に事は起こりました。突然の別れに戸惑う仲間たち。それでもずっと秘めていた想いを伝えに会いにいきます。そこには死を覚悟した仲間がいました。そして逆に想いを伝えられます。すんでのところで会いにきてくれた仲間を逃し、自分は人類のために犠牲になりました。
 幾何か時が経ちいつのまにか仲間が補充されていました。教育委員会によって記憶を改ざんされた一行は、コレをあたかも最初からの仲間だったかのように錯覚します。そんな中、仲間が1人脱走します。理由は学校に行っていては殺されてしまうから。呪力を上手く制御出来ない子はなんとかなる内に処分されてしまう世界です。それを感じ取り1人雪山に逃げた仲間をまた追いかけます。追いついたはいいものの殺されると分かっている以上「戻る」とは言いません。なんならもう1人も可哀想だから一緒に残ると言ってます。さて、なんとなしにした決断が大問題に発展します。これは最終巻を読んで分かることですが、確かにまずいのです。最後を知っているだけにここで町に連れ帰ってればな~と思わずにはいられなかったです。
 コレはコレで面白いですが、『中』はある程度最終巻へのフリです。友達を山に置いてきたことの何が問題なのかがわかります。大人たちが焦る理由はこれか、と。長いストーリーですがここまで読んだのならもうハマっているはず。爆発的に面白い最終巻は一気に読めることでしょう★

【名言】

考え中



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