タイトル

精鋭

本

今野敏

◆あらすじ◆
新人警官がSATに入るまで

●感想

 SATの話かと思いきやSATになるまでの話です。SATとは警備部所属の特殊部隊です。題名の通り選ばれた者の集団です。ちなみにSITは刑事部所属の特殊部隊です。
 新人警官は地域課に配属され悩みを抱えていました。それは犯罪の取締の基準についてです。どうやら私たちは日々の生活のなかで知らず知らずのうちに犯罪を犯してるようです。そういう軽微なものを捕まえるのか、それとも見逃すかの明確な線引きが出来ない事に頭を悩ませてました。そんな悩みを上司に相談したら警備の仕事が向いてるかもしれないと言われ、主人公の柿田は漠然と自分の将来について考え始めます。あれこれ悩みながらも仕事をこなし地域課の仕事にも慣れてきた頃、走力を買われた柿田は駅伝大会に参加します。そこから柿田のSATへの道が始まる。
 また新たなキャラです。純朴で真面目で大雑把かと思いきや繊細な。読んでて嫌味なところがない彼を応援したくなります。そうゆう不思議な魅力を持った彼はやはり人間関係に恵まれています。アドバイスをくれる上司や助けてくれる同僚。本当性格に険がない人って得!羨ましい。じゃあ自分もそうゆう人になればいいって?それが出来たら苦労しない。
 ただひたすらに頑張る姿に人は惹かれます。がむしゃらさというのは暑苦しいけれど人を動かす力を持っているようです。自分1人でがむしゃらにするのは難しいもの。他人の目が気になる人はなおさら。そうゆう人は所詮そこ止まり、恥かくことを恐れない人間には敵わないのです。私もなれるかな~でも自分の中のくだらない美意識が邪魔するんだよな~は~
 特殊部隊への道のりはなかなかに厳しい。仙道も全国への道はなかなかに厳しいと言ってましたが同じくらい厳しいのでしょう。それでも目標にむかってがむしゃらに努力をすれば大抵のことはなんとかなるようです。SATの仕事内容よりもどんな人間がSATに所属できるかを知りたい人におすすめ。

【名言】

考え中



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