タイトル

ローズガーデン

本

桐野夏生

◆あらあらすじ◆
村野ミロの短編3つと博夫の話

●あらすじ

・ローズガーデン
 先立たれた旦那・博夫との出会って燃え上って萎むまで
・漂う魂
 マンションで幽霊騒ぎが、霊の仕業か悪戯か
・独りにしないで
 分部不相応な女を好きになった男の末路
・愛のトンネル
 死んだSM嬢の生活を隠蔽工作

●感想

 最初の話はこれまでと全然違った。もはや別の人の話をしてるの?というくらい。夫・博夫との関係ってそんな始まり方なの!?後のせサクサク設定でしょ、コレ。どうにも好きになれない。そしてミロってほとんどの仕事で失敗してる。全然プロじゃない。完璧に仕事をこなした話1個もない。なんか読んでてイライラしてきてしまった。
 話が薄い。短編書くの向いてないかもこの人。なんか物語が始まってダラダラ捜査してなんとなく解決して終わり、みたいな。最初から味のないガムかんでる感じ。これを読むとIWGPがいかに凄いかわかる。短編だけどちゃんと盛り上がって、ちゃんとスパッと終わらせる。読んでて気持ちがいい。
 ミロって行き当たりばったりな女なのかも。プロぶって依頼を受けるのに隙だらけ。こういう女性いっちばん嫌い!仕事は完璧、プライベートは抜けてるみたいな方がいい。薄っぺらい感じがして、セックスしても全然楽しくなさそうなタイプ。快楽に対して貪欲というのは魅力的だけど、後付設定でいきなりそんなの足されても、今まで読んできた人物像と合わなくなっちゃうじゃん。1回読めば充分という類の本でした。

【名言】

考え中



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