タイトル

烈日

本

今野敏

◆あらすじ◆
東京湾臨海署に新人が入ってきた

●感想

 この度は順番を無視して読んだため、ベイエリア分署がでっかくなってたり、安積班のメンバーの関係性が若干変化しているようでした。さて、内容ですが短編小説形式で安積班の班員+αにスポットが当たっています。今回特に男を上げたのは須田と速水ですかね。
 須田はなんといっても洞察力と勘が鋭い、太ってるくせに。これ「アゴ割れてるくせに」って言われてるのと同じですね。他の刑事には感じれない事を感じることができるようです。そして、控えめ目な所も好感が持てます。ある事象についての説明で根拠は特になく「勘」だというのですが、後々になって問いつめると、ちゃんと理由があることがわかります。こうゆう人大好きです。たぶんその時にちゃんと理由も説明しろ、という人もいると思います。これはもちろん正しいことです。ですが、自分の中でもそこまで自信があるわけじゃない理由を話す時は一旦「勘」という言葉で逃げるのもアリだと思います。自信満々に根拠を話す人よりよっぽど好きです。理由話すのがめんどくさくて「勘だ!」という人も好きです。つまり受け手側がこいつ本当はなにか根拠があって言っていやがるな…と察すればいいのです。もちろん安積班長は須田を信頼しているため、ちゃんと須田の意見に耳を傾けていました。えらい!
 速水に関しては若干芝居がかってるくらい颯爽としていますが、実際その役を演じ切ってしまいます。生まれながらの二枚目キャラですね。今回は騙されてることを承知で暴走族のアジトに乗り込んで、ピンチに陥ったと見せかけますが、ちゃーんと仲間を手配していました。やることはやる、用意周到なイケメンポジションです。安積班長は知らされていなくビビッてましたが。それでも新人の部下を守ろうとする彼はやっぱり理想の上司です。
 今野敏作品ばかり読んでるため、作品一覧のページが見づらくなってきている気がする。ここはひとつ今野敏をしばし封印するかお悩み中の今日この頃です。

【名言】

考え中



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