タイトル

パイロットフィッシュ

本

大崎善生

◆あらすじ◆
エロ本の編集者の話

●感想

 主人公は優柔不断なエロ本の編集者。就活の時にはなんの雑誌を作ってるか 知らないまま面接にいき、そのまま19年間働くことになります。ここの編集長いわく 「エロ雑誌の編集者こそが編集者の中の編集者」とのこと。主人公は「勃起させて売る」 ことに人生の大半を費やします。会社の先輩の五十嵐という男は、本を一冊しか 読んだことがない編集者で仕事もほとんどしません。だのに「勃起羅針盤」の異名をもち、 読者が興奮する写真を選ばせたら天下一品の才能を持っています。素敵な職場ですね。 主人公は様々な女性と出会います。仕事で知り合った女の子は歌舞伎町で№1の風俗嬢。 ひょんなことから彼女と暮らすようになり、彼女の世話を焼くようになります。 でもね、この間一度も抱こうとしないんですよ。この辺がきっとモテる男の処世術なんでしょうね。 見習いたい。突然彼女が出てい行ったのも束の間、今度は彼女の友達が彼女から 預かったという手紙をもって家を訪れてきます。そして、数週間も暮らした彼女とは 一度もしないのに、この日にこの子とはやっちゃいます。なにこのリア充生活? しかもこの子は20歳の処女で19歳下です。僕の感想ではちょっと下衆い小説に見えますが 断じて違います。水槽の中のように美しく透明で、幻想的な恋愛小説です。

【名言】

 一度出会った人間は二度と別れることは出来ない



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