タイトル

3匹のおっさん ふたたび

本

有川浩

◆あらすじ◆
3人のおっさんがまたまた問題を解決

●感想

 前作から時間をあまり空けずに読みました。全部で6話収録しています。どれも身近な話で救いがありほっこりとするようなエンドです。
 第一話は清田家の嫁・貴子のお話です。貴子といえば世間知らずで前作では70万円もする空気清浄機を買い、息子にはあきれられ、義父からはひっぱたかれてましたね。というわけで社会に出てみよう!と思い精肉店でバイトを始めます。これがなかなか上手くいかない。おっとりしているため、周りと呼吸が合わないのです。これ辛いですよね。新人の頃って余裕ないから緊張もしちゃって、ミスして、より周りをイライラさせちゃいますよね。あるある。慣れるとミスも減るし、ミスしたってもう同僚との関係性が出来上がってればテヘッて舌出せば済みますからね。そうするとミスも減って好循環になりますね。貴子の場合齢40で怒られるっていうのがまた辛いです。18とかの年齢的にも新米ならプライドもへったくれもないでしょうけども。40歳で怒られるって…ねぇ。見てたらいたたまれなくなりそう。しかも自分の母親だったらって思うとなんともいえない気持ちになりますね。普段はあまり仲良くない祐希も無愛想に心配します。照れ隠しです。いい息子ですね、私のように。結局辞めることになりますが、少しは浮世に近づいたし、息子や義理の親からも認められたしでめでたしめでたし。
 第二話は本屋で万引きする中学生を更生する話です。万引きなんてまったくもってけしからん!本好きの私からすればお天道様が許してもアレしたい気分です。初め本屋の店長は見回りを強化して抑止出来れば、捕まえる必要はないと思っています。ですがある事件をきっかけに捕まえて更生しようと考え方を改めます。この更生の方法なんですが中々粋なやり方です。効果はてきめんで万引きをした連中は金の重さを知ります。また自分なりの方法で謝罪します。心地よい読後感を味わえました。
 このシリーズ誰も死なないという点が凄くいいですね。誰も死なないハッピーエンドな話が1番好きです。有川浩の違う作品も読んでみようと思います。

【名言】

考え中



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