タイトル

贄門島

本

内田康夫

◆あらすじ◆
浅見光彦千葉に行く

●感想

 浅見光彦シリーズ2作目。あ、この2作目は作品として2作目ではなくて、私が読む浅見シリーズがこれで2作目っていう意味だからね。事の発端は霊魂の話。他愛ない話から母がふと気になる事を言った。父が死にそうになった時のことだ。
 母曰く、父は生死の境をさまよった時に死神達の会話を聞いたとのこと。夢か現実か。光彦は引っかかっていた。丁度良く、雑誌の取材で父が死に瀕した島「美瀬島」に行くことになった。母に報告するとついでに父を助けてくれた島の人々に挨拶と改めてお礼をしてくるようにと。うん、出来た母親だ。そんなわけで曰くつきの鬼ヶ…美瀬島にLet's GO!!
 そんなわけでやってきました美瀬島!美しい大自然とどこか排他的な雰囲気。俗世間とは一線を画し、この島だけ時が止まってるかのよう。ん~秘密の匂いがプンプンするぜ。なんて言ってたら一緒に島に来た連れが行方不明に。待ち合わせしてたはずなのにどこにいったんだろう…言わずもがなです。キナ臭さ満点の島で過ごしていたら、テレビでニュースで知り合いが死んだことを知った光彦。慌てて島を出て現場に直行するのだった。
 こ~んな感じで今回の事件は千葉から神奈川を股にかけます。事件は繋がっているのか、島に横行する秘密とは、父が聞いた死神の会話とは…!?すべての答えは美瀬島に。
 所々不気味でした。何度も「危ない」と思うのですが案外大丈夫でした。それにしても光彦は察しが良すぎです。一を聞いて十を知るそれです。顏回かおのれは!と言いたくなります。きっと「貴方はなんでも知ってるね、浅見さん」とどの作品でも言われてるんでしょうね。まだ2作目ですが、想像がつきます。出てくる女性は大体可愛い設定で、いつも恋愛しそうでしない。がっつり光彦の恋愛ものも読んでみたいですね。
 終盤の謎が一気に解けていく所がやはり爽快感がありスッキリします。それまではいわばバネです。物語に波があり飽きることなく読み切れると思います。うん、もっともっと光彦のカタルシスを味わいたい。カタルシス…最近のマイブーム単語。

【名言】

準備中



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