タイトル

モンスター

本

百田尚樹

◆あらすじ◆
超絶ブスが整形で人生をかえる

●感想

 これは見事にハマりました。もともとこうゆう差別主義的な小説が好きです。現代でも厳然と差別はあるのに、さもないような風潮があります。差別はある、これ現実なのよね(スレッガー調)。この小説にはきちんと差別が描かれています。読む人によっては絶望するかもしれません。でもくどいようですがこれが現実です。
 現代における1番大きな差別とは女性の容姿に対するものでしょう。「女は心だ」という風に本気で思っている人は少ないです。そして「女は顔だ」と思っている男性は大多数なのに、これを女性に言うとほとんどの人が「最低」とか言います。これどう思います?女性の中でもきっと、とりあえずそう言っとかなきゃという義務感みたいなもので言っている人もきっといるんでしょ?要するに女性だって本気で最低と思っているわけじゃないということです。心の中では「あ~ま~そうだとしても私は可愛いから選ばれるしそれでもいいわ。ただここで"最低"とか言っておかないと他の女にナルシストだと思われて面倒だからとりあえず言っとくか」ぐらいで言ってるんだろうな~
 誰が性格悪いの?正直に「女性は顏だ」という男か。口だけでも「女は心だ」という嘘つきか。そうゆう男性に本気で憤慨する正義感押し付け女か。義務的に自分の評価を気にして男を非難するぶりっこ女か。誰だ!誰だ!誰だ~…人間は人との摩擦を恐れます。特に日本人は。他者と違うことがなにより怖い。だから建前をもちます。当り障りのない言い回しを覚えます。人間関係を円滑にするために。それが文明人の処世術なのかもしれません。でも、そんなことばかりしてると自分を見失っちゃいそう。建前を本音と思い込んで、心は綺麗だけど顔はアレな人と付き合って、それで一生自分の建前を貫くことができるのでしょうか。貫けたとしてその人生は幸せでしょうか。人から「最低」と罵られても自分の素直な欲求を貫きたい。
私はそう思います。

【名言】

 考え中



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