タイトル

埋蔵金発掘課長

本

室積光

◆あらすじ◆
町の財政を救うため一肌脱ぐ

●感想

 初めて読む作者の本ですがタイトルが面白そうだから読むことにしました。なんか肩の力抜いて気軽に読めそうだしね。結果的には予想とそれほど乖離はなく、面白くてサクサク読めました。人にオススメできるレベルです。
 主人公の筒井は東京で広告マンをやっていたが、父親がもう長くないこともあり、早期退職して故郷に戻ってきた。父を亡くし朝ちょっと仕事するだけの毎日だったが同級生の市役所職員から依頼を持ち込まれる。それは市の財政を救うために埋蔵金を発掘することだった。筒井は埋蔵金発掘課長として働き始めるのだった。
 主人公も話も魅力的ですが、周りの登場人物たちもそれぞれキャラがたっており愛せます。埋蔵金の発掘という夢見たいな話ですが、あながちあるかもしれないと思ってしまいました。最初はドタバタコメディ的な展開ですが後半はちょっと毛並みが変わります。この二味目も美味しいです。全然違うテイストを一つの作品で違和感なく描いています。一味だけでも面白くない小説もざらにあるのに。
 エンタメ小説としては一級品です。ガダラの豚は私にとって最高のエンタメ小説でしたが、これはその後に続く作品です。ガダラの豚が好きな人には是非薦めたい。また、小説の面白さがまだわからない人にも読みやすくてお薦めできる作品です。

【名言】

考え中



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