タイトル

ロスジェネの逆襲

本

池井戸潤

◆あらすじ◆
出向先でも自分の信念を貫く

●感想

 俺バブ花バブの続きのロスジェネの逆襲です。簡単におさらいすると正しいことを貫きすぎて、適当にやってるやつらから疎まれてる主人公・半沢。前作の最後にはグループ企業への出向が言い渡されました。今回はそこでのお話が描かれます。
 出向先の企業は東京セントラル証券という証券会社。メガバンクって金融商品いっぱいあって、子会社もいっぱいです。でもここに問題がある。銀行本体でも証券部門があるのに、子会社としても証券会社がある。デメリットとして顧客がかぶってしまう場合があります。今回はそれが問題。大口の取引先ができた東京セントラル証券ですが、親会社の東京中央銀行の証券営業部にこの案件をもってかれちゃいます。なんの断りもなく。当然義の人半沢は大激怒!筋が通っていないなら親会社にさえ盾突く!なかなか出来ることじゃないですね。なんせ親会社で出向元、下手したらもっと条件の悪い所に飛ばされちゃいます。私だったら絶対大人しくしてます。ええ、小物なんです。なんなら懐で温めて親会社に差し出しますよ!「流石お目が高い!そう言ってくださるのを待ってました!」と言わんばかりに媚びます。完全スネちゃまキャラ★
 私とは器の違う半沢は「媚びる」という概念はありません。自分が正しいと思うことを優先します。結局大口の取引先はとられますが、そこはよく調べてみたらトンデモ企業で、危なく銀行は大損するところでした。その窮地を救った半沢は銀行の営業部に戻れるようです。めでたしめでたし。
 こうゆうお仕事小説を読むと自分もやらなきゃ!って気になります。メンタルが弱い私も少しは感情を表に出してみようかな、と思います。でもな~我を貫くって疲れるからな~流された方が楽なんだよな~言われたことやって失敗すれば自分の責任じゃないしな~という事なかれ主義から卒業する時がきたようです。私はてんびん座。周囲との調和を重んじ、バランス感覚に優れているはず。だから必要以上には相手に合わせず、反発してる意志を見せずに上手く相手を誘導したい。半沢や竜崎みたいに生きられないならせめてこれくらいはしないとね。

【名言】

 考え中



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