タイトル

教場

本

長岡弘樹

◆あらすじ◆
警察学校の生活

●感想

 初めて読む作者の本です。本作は警察官の卵たちのお話。中々えぐかったです。なんでこんことになるの?って話が幾つかありました。
 主人公は警察学校の生徒たちで話によって主人公が違う短編式になっています。もしここに書いてある話が本当でよくあることだったらどうかしてると思います。普通の学校のいじめよりひどい。校則が厳しく、先生も厳しいのですが問題はそういうことではありません。生徒同士の諍いが酷すぎます。教場の先生・風間はベテランで生徒たちの一挙手一投足を見逃しません。これはおそらく洗礼で警察官になるにはこれくらい注意力がないとダメだぞ、と暗に示しているのだと思います。
 数多くの警察小説を読んできましたが警察学校の話は初めてで、警察小説の主人公たちもこんな生活をしていた時期があったんだな、どんな生徒だったんだろな、と想像してみました。竜崎はおそらく少し違った教育を受けたでしょう。姫川は同期や先生にセクハラをされながらも決して弱みを見せなかったでしょう。一ノ瀬は真面目でおそらく難なく授業やテストをこなしていたことでしょう。でもなんだかんだで一番警察学校時代を読んでみたいのは竜崎です。きっと若かりし頃から自分の信念を持っていて辛い苦難にも耐え切ったでしょう。
 一風変わった小説と言えるでしょうが読む価値はあると思います(←なんなのこの上から目線)。皆さんが知っている警察官もこんな時代があったんだと想像しながら読んでもらいたいです。

【名言】

準備中



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