タイトル

小暮荘物語

本

三浦しをん

◆あらすじ◆
小暮荘の住人とその周りの人々の生活

●感想

 面白いのは確かなのですが、なんだか三浦しをんらしからぬ作品でした。どの辺が「らしからぬ」かというとですね、Hなシーンがやたら多かったという点です。というか短編すべてにその要素があります。わざとでしょうね。ただ不快感はありません。いや、私は元々そうゆうのに不快感感じませんが、感じやすい人でも大丈夫じゃない、ということです。なんというかエグい卑猥な感じではなく、すがすがしさすら感じるHな感じです。なんだか伊坂幸太郎と石田衣良の作品に似ている印象です。
 さて、舞台は東京都世田谷区にあるボロアパート。住人は花屋さん、大家さん、サラリーマン、女子大生の4人です。花屋さんはある朝彼氏と寝てたら、元カレが3年ぶりに帰って?きて奇妙な3人暮らしが始まります。大家さんは今際の際の友に触発されて、齢70を超えてセックスがしたくなります。嫁には断れます。サラリーマンは下の大学生の生活を覗く習慣を身につけます。女子大生は男をコロコロ変え家に呼びチョメチョメします。
 特に印象深いのは大家さんのお話ですかね。70歳になって枯れていたものを、情熱の力で取り戻す根性には脱帽です。風俗に頼らずちゃんと恋愛してHしたいというところにカタルシスを感じます。皆さんも明日は我が身と思って生活していきましょう。そして願わくば生涯現役を貫きたいですね。ゾルディック家のじいちゃんみたいに。
 三浦しをん特有の柔らかく暖かで少し変わった人間関係があいかわらず絶妙です。ちなみに帯は小泉今日子が書いています。というわけであまちゃんファンの方も是非読んでみてください。ボロアパートを舞台に贈る"愛"と"つながり"の物語★(引用)

【名言】

考え中



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