タイトル

禁断

本

今野敏

◆あらすじ◆
みなとみらいで薬をばら撒く輩を成敗

●感想

 またしても今野敏の新しいやつに手を出してしまいました。今野敏中毒、略してこんちゅうです。他の作家の作品を読もうとは思ったのですが、これはなんせ私の第2の故郷・横浜みなとみらいが舞台とあらば優先して読まずにはいられない!自分と縁がある場所の小説って気になりませんか?
 主人公は暴対係で階級は警部。ノンキャリだったらかなり偉いですね。「ハマの用心棒」と呼ばれています。いつか私もハマの~と呼ばれたいです。今すぐつけるなら「ハマのスターバックスの抹茶ティーラテ愛好家」ですかね。
 暴対係といえば潜入捜査の主人公もそれでした。2人の共通点はヤクザを憎んでいることです。違うのはアクションシーンですね。潜入捜査は主人公が大立ち回りを演じますが、ハマの用心棒はそれよりも情報を集めて考える場面が多いです。ヤクザとのやりとりは裏の読み合い、化かし合いです。
 さて、今作に登場するヤクザで神野という老人がいます。組織は本人と世話役みたいな人間1人の小さな組です。この神野という男は曲者で好々爺然としていますが心を読ませません。なにも知らないふりをして、その実全てを知っているようなタイプです。その力は電話一本で関西の応援部隊を引き返させます。あの不朽の名作静かなるドンの主人公・近藤静也でも出来ないことです。老人が活躍する話って面白いのかもしれません。新しく見つけた読書あるあるです。RGに歌ってもらいたい。
 文庫版で500ページを超える長編小説で些か冗長かもしれません。だから他の今野敏小説よりはオススメ度が低いです。ただ長編のため読みごたえはあります。だから長いのもへっちゃらだぜい!という方は是非ご一読を。

【名言】

考え中



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