タイトル

ハゲタカ(下)

本

真山仁

◆あらすじ◆
事の真相を知った鷲巣が復讐をする

●感想

 今回のターゲットは家族経営の会社。創始者は偉大だったのですが、現代の経営陣はバカ一族に成り下がってます。なんだか実際にありそうな話です。上がこんなんだって知ったら、従業員は絶望視するでしょう。やっぱり、働き甲斐のある人の下で働きたいですよね。金のモチベーションというのは慣れやすいものですし、出来れば上司の魅力でモチベーションを保ちたいものです。
 上巻では冒頭のシーンについてほとんど触れられなかったのですが、下巻ではがっつり物語に絡んできます。大蔵省で割腹自殺した人物はXXXでした。その人物は自分の正義を貫こうとしました。日本人てクレイジーですよね。切腹なんて出来るの日本人くらいじゃないでしょうか。腹を切って詫びるとか、並大抵の根性じゃないですよね。昔の人凄すぎです。現代でも責任取るためにやったら効果抜群の気がします。だってもう目の前で腹切られたら許すしかないでしょう。取引先の納期を守れなかった時、切腹すれば相手の溜飲も下がると思うのです。出来るわけないですが。まず昔と違って刃物携帯してないですしね。あ、現代人でも切腹する人いました、ギター侍(古い)。
 上下巻合わせて約800ページくらいの長編経済小説です。でも面白くて長く感じません。あっという間です。私がお金の話好きだからかもしれませんが。主人公・鷲巣のカリスマ性に是非魅了されてください。

【名言】

 人は、正義のためやったら死ねるんや



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