タイトル

グラスホッパー

本

伊坂幸太郎

◆あらあらすじ◆
鈴木・鯨・蝉の三巴の戦い

●あらすじ

 久しぶりの伊坂作品。初見だと思ってたけど読みだしてみたら2回目っぽかった。そうゆうことままありますよね。伊坂作品の特徴の1つ、ポップに人が死にます。そして何気ない人が伏線だったりします。
 ストーリーは悪徳企業のバカ息子に妻を殺された鈴木が復讐をしようとするが、至る所で恨みを買っていたバカ息子は「押し屋」に押され轢き殺されてしまう。標的を自殺させる鯨、ナイフの殺し屋蝉、それぞれがそれぞれの理由で押し屋を追う。
 ん~軽いのか重いのかよくわからない作品です。独特の言い回しや、キャラの個性などは相変わらず面白いですが他作品と比べるとイマイチです。あくまで個人的な意見ですからね。1番良いキャラだなと思ったのは奥さん。死して尚存在感がありました。読んだ私が感じるくらいだから旦那はもっとでしょう。事あるごとに奥さんのことを思い出します。きっと言われなくても旦那は思い出したでしょうが、「私のこと忘れないで」と言っちゃう奥さんは凄く素直でチャーミングです。
 こんな夫婦が理想です。お互い遠慮せずに物事を言い合える。結婚願望がない人というのは結婚して幸せそうな人が周りにいないからじゃないでしょうか。既婚者でも「出会いたい」だの「恋人欲しい」だのと言う人が結構います。そんなに奥さんじゃ満足できないものなのか。ならばなぜ結婚したのか。新しく好きな人が出来ても何もできない状態というのはひどく窮屈でしょう。その窮屈さが既婚者から漂ってきて結婚に対する願望はなくなっちゃうんでしょうね。というか結婚した人たちはこの窮屈さを一生抱えていく覚悟があったのでしょうか。ないから浮気しちゃうんでしょうね。はぁ~人生って難しい。
 世の中の不幸せな既婚者たちはさておき、鈴木夫妻はとても素敵な夫婦です。いつか私もこの2人のように一緒にいて退屈しないパートナーを見つけたいものです。

【名言】

考え中



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