タイトル

奪取 -下-

本

真保裕一

◆あらすじ◆
さらに精巧な偽札をつくる

●感想

 下巻です。上巻では甘々だった主人公も5年が経って少し男っぷりが上がりました。こうゆう月日が経つ展開好きです。当然ですが中学生だった幸緒も大人の女性に変貌しています。そして服役していた親友が帰ってきました。さぁ、偽札つくりと復讐の始まりです。
 成長した彼らは用心深くなりました。名前を変え、顔を変えています。ただ復讐だけは諦めきれないらしい。ん~この辺がちょっとわからないです。もう綺麗さっぱり過去の遺恨は忘れて、偽札をつくることだけに専念すればいいのに、わざわざ危険を侵して復讐まで企てます。このへんがな~クレバーな仲間がいればとりあえず偽札をつくる、その後復讐をする、という風にきちんと1つ1つこなそうとすると思うんです。やっぱり大きなこと同時に2つはこなせない。そうリヴァイ兵長のような方がいれば…
 いつもあとちょっとで上手くいかないから、取引のシーンはいつもドキドキします。そして案の定…ん~この同じ展開を同じ作品の中で3回やるのはどうかと思う。あと、偽札をゆっくり作れない状況にするのもワンパターンの気がする。ただ、最後の小説を書いて印税で偽札つくりの資金を捻出するシーンのペンネームを決めるところはニヤッとしました。
 なんか感想厳しめになっちゃったけど、まぁまぁ面白いです。真保裕一のもっと軽い小説を読んでみたくなりました。たぶん重めのより、軽めの方が面白いと思うんです。前の感想にも書いたけど偽札つくりに興味がある方にオススメです。

【名言】

考え中



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