タイトル

チルドレン

本

伊坂幸太郎

◆あらすじ◆
家庭裁判所の審議官が奇跡を起こす

●感想

 独自の正義感と行動理念をもつ陣内が様々な事件に巻き込まれたり、 巻き込んだりします。これを読んで自分の中に揺るがないモノがある人って強い! と感じました。ぶれない強さといいますか、社会に自分を合わせないところが 凄いです。社会に出ると自分を抑えて、周りと調和をはかれる人間が大人と 認められます。組織の中に入ったら当たり前ですね。でも、現実にもたまに いますよね。自分のやり方を通しても、不思議と周囲から反感を買わず、 一目置かれる人間が。陣内ももれなくそうゆう稀有な例の1人です。 ちょっと子供じみたところが憎めなくさせてるのかもしれません。例えば 自分のために世界は時間を止めたとか。レンタルビデオ屋の店員にフラれ、 腹いせに巻き戻さないでビデオを返すとか。復讐がイタズラの域に収まってる所が いいですね。ありきたりな日常に起きた5つの事件。笑えて心温まる短編小説です。

【名言】

 陣内:俺たちの仕事はそれだよ
 酔っ払い:だから、何なんだ
 陣内:俺たちは奇跡を起こすんだ



©Copyright 2014 Revel in the Novel All Rights Reserved.