タイトル

ベイジン(上)

本

真山仁

◆あらすじ◆
日本人が中国で原発を作る

●感想

 ハゲタカ以外も読みたいと思い手に取ったのがコレです。中国で原発を作ることがもの凄く難しいことがわかりました。「原発を」というよりは、中国で日本人が「仕事を」することが難しいのだと感じました。
 中国では根回しとコネがものをいう。日本でももちろんあるでしょうが、中国は特にこの気が強いようです。それが全てといっても過言ではない気がします。そして有名なことですが貧富の差が激しく、富める者は何もしなくてもお金が手に入って、貧しい者は大きなリスクを背負わないと住む場所すら選べない。自由と平等ってなに?と言いたくなるくらいそれがないです。少なくとも日本は機会は平等であるし、住む場所に関しても特に制限はありません。それだけで中国と比べれば天国みたいな場所です。あ~日本に生まれて良かった。
 仕事においても杜撰さが目に余ります。設計図とは違う材質の物を平気で使ったり、会社の物資が盗まれたり…なんでもアリですね。特に原発というのは緻密な計画な元に作られるもので、適当にやってしまえばとんでもないことになります。それはウクライナと日本が良く知るところです。しかも世界で1番大きいのを作るというのだから言わずもがな…
 なんだかこれを読んで中国が可哀想になってきました。貧しい者はもちろんですが、国内の有力者さえ外国ではどこか下に見られている。どんな豪邸に住んでいても見栄を張っているようで、みっともなく感じてしまいます。世界の中で中国のパワーは無視できないものですが、国民性が未熟で他の先進国にどこか舐められているようです。こんな大きな話じゃなくても気をつけなきゃいけませんね。人間性が未熟で外見だけ着飾ってもみっともないということです。ん~下巻どうしようかな~長い割にそこまで面白く…

【名言】

 あの国は、狂ってるんだ。まともな人間が仕事をする場所じゃない。
 おまえ、殺されるぞ。そうだ、絶対に殺される!



©Copyright 2014 Revel in the Novel All Rights Reserved.